Tokyo City Univ. Dept. of Urban Studies Interior Planning LAB*

 研究室の紹介/ABOUT

    

インテリアプランニング研究室の説明

本研究室は「癒やし・もてなし・賑わい」といった人間の感性と行動特性に寄り添うインテリア空間・建築デザインを「都市生活学」として探求しています。また、消費社会・生活環境にセンシティブであり、都市居住デザインや商業空間、公共空間の在り方について、常にデザイン科学の目「インテリアデザイン3.0」で、その評価と向上に寄与しています。インテリアや建築好きの方、ものづくりが心底好きな方、それを実証学的に扱い、自分の強みにしたい方の進学をお待ちしています。研究室は大変大所帯ですが、下図の「インテリアデザイン3.0の知の射程」の研究トピックに連関し、幾つかの研究ユニットを自在かつルーズに組みつつ、楽しくパワフルに展開しています。ゼミは常時解放・見学自由です。保護者同伴・友人同伴も大歓迎です。

  •  教員:高柳英明(都市生活学部 教授・博士(工学))
  •  学部3年ゼミ生:11名
  •  学部4年ゼミ生:12名
  •  修士学生:5名
  •  博士後期課程学生:3名 
 


インテリアデザイン3.0のすすめ

これまでの「インテリアデザイン」は、デザイン系大学・専門学校で「家政学」や「生活デザイン学」として扱われてきており、服飾やアパレル学に親しく並んで輝いていました。また、インテリアデザイナーという言葉のポピュラーさや華々しい印象から、多くの若者が憧れる「なりたい職種」のひとつとして定着しているのも事実です。しかし本当はそれだけではなく、インテリアデザインは、「人間行動学」とセットで考えると非常に興味深い「デザイン科学」であり、奥深く、探求し甲斐のある、「人間空間学」なのです。
東京都市大学のインテリアプランニング研究室は、前身の武蔵工業大学・東横女子短期大学の生活空間デザイン学講座にその源流を持っています。東京・世田谷で建築デザインやインテリアを学びたい学生にとっては、絶好の研究環境であると言えるのですが、従前の国内外のインテリアデザイン教育は、端的に言えばテキストさえあれば誰でも学べる「形式知」の集積であったように感じます。これを我々は、便宜的に「インテリアデザイン1.0」と呼んでいます。本研究室はその先を行きます。

「3.0」デザイン・リサーチフィールド

学部の初等教育では、上記の1.0で十分ですが、実際に自らインテリア作品を作ろうとか、建築デザインや照明デザインを提案しようとすると、テキストには書かれていない、その先の暗黙知である「インテリアデザイン2.0」に挑戦しなければならなくなります。この学問ステージは「誰でも」は学べない。それへの挑戦には、日常的にトライアル出来る、いわば「秘密基地」的な環境が必要であると感じます。そこで本研究室では「知のプラットフォーム」として研究室をメンバー開放し「頭は文系、身体は理系」を常に実践してもらっています。
更にその先が「インテリアデザイン3.0」です。これは簡単に言えば、自分の作品や研究を対外的に発表したり、実際のプロジェクトに応用・展開するステージであり、相当な根気と実践力を要します。次の図で具体的なデザイン・リサーチフィールドを示しています。


本研究室への配属・進学希望の方へ

また建築デザインの専門職に就きたいと考えているならば、6年一貫教育、つまり大学院での学びと研究を経ることをキャリアプランに組み込むことを強く推奨します。デザインとは、問題があって答えがあるというような問題解決型職能ではなく、単純なプロセスだけでは片付けられない、時間・空間・人間を相手にする、いわば「包括職能」です。そしてデザイン行為とは、社会や身の回りで起こっている問題・課題を鮮やかに切り取る目を持ち、様々な立場に立ってその課題に向き合い、意匠・合理性・経済性・バランス感覚に長けた、皆が真似したくなるようなモデルを示す能力です。学部4年間だけでなく、その先にある大学院2年間は、何にも束縛されず、好きな事にどれだけでも専念できる貴重な時間なのです。人と違う生き方、人に使われたくない生き方、自分の好きなことを仕事にできる生き方を目指すなら、このインテリア・デザイン3.0しかありません。デザインは非常に楽しい学問です。是非我々の研究室に来てください。また社会人ドクターの受け入れも推めており、在籍学生数も増えています。詳しくは下記のリンク先に本研究室への入学・進学希望に関するFAQを載せていますので御覧ください。


 
 
 

教員紹介

高柳英明
東京都市大学 教授・博士(工学)
専攻テーマ:建築設計・インテリアデザイン・人間行動研究
1972生、早稲田大学理工学部建築学科卒業、早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了、博士後期課程修了
株式会社博報堂スペースデザイン事業局、株式会社フレックスリンク取締役、千葉大学工学部デザイン工学科助手、滋賀県立大学環境科学部環境建築デザイン学科准教授、東京都市大学都市生活学部准教授を経て、現職
㈱高柳英明建築研究所主宰、ちば地域再生リサーチ理事、早稲田大学大学院・東京大学・早稲田大学芸術学校・武蔵野女子大学非常勤講師
都市住宅学会業績賞、Architizer A+ Award Finalist、CVC日経サイエンス論文賞、日本建築学会関東支部若手研究奨励賞等受賞
株式会社LIXILフロントコンテスト審査員、米原市統合庁舎整備委員会委員、長浜市新庁舎整備検討委員会副委員長、甲賀市庁舎等整備検討委員会副委員長、大津市温暖化対策推進協議会交通部会長等歴任

Dr. Hideaki TAKAYANAGI:
1998 Graduated from Waseda University Graduate School of Science and Engineering
2003 Graduated from Doctoral Course of Waseda University,
Graduate School of Science and Engineering, Dr.,Eng
1998-2000 Design Planner, Hakuhodo Inc.
2000-2003 Director, Flex Link Inc.
2001-2005 Lecturer of Tokyo University Waseda University
2000-2002 Lecturer of Musashino University
2002-2006 Assistant Professor of Chiba University
2009-2010 Lecturer of Tokyo University
2011-2013 Master Course Lecturer of Waseda University
2006-2015 Associate Professor of Shiga Prefectural University
2016-2019  Associate Professor of Tokyo City University
2020- Professor of Tokyo City University
 
Present Condition:
Professor of Tokyo City University, Dept. of Urban Life Studies, Dr., Eng. / CEO of Hideaki Takayanagi Arch. and Assoc. Inc.
 
Specialized Field of Research:
Interior Design / Architectural Design and Human Behavior / Crowd flow simulation

Social Contributions
2019 Jury and Judge of Design competition "LIXIL Co., Ltd. Front Design Contest 2019"
2018 Judge of Maibara City Integrated Government Building Constlactor Selection Committee
2017 Judge of Design competition "LIXIL Co., Ltd. Front Design Contest 2017"
2017 Chairman of Koka City Government Building Maintenance Committee
2017 Vice chairman of Maibara City Integrated Government Building Const. Committee
2014 Vice chairman of ARSCOM Committee
2014 Coordinator of Smart Habitation R&D Group
2013 Vice chairman of Koka City Integrated Government Building Designer Proposal Selection Committee
2011 Vice chairman of Nagahama City Integrated Government Building Designer Proposal Selection Committee
2011 Judge of Shiga Prefectural Housing Designation Manager Selection Proposal Shiga Prefecture
2010 Chairman of Otu City "ZEB for De-CO2" Local Government Council
2006 Examiner of Foundation of Building Technology and Education Center

教員の担当講義一覧

講義コード  講義名 開講時期・時限
taz415302  空間デザイン演習(1) 1,2Q/金曜3,4限
tba412302  空間デザイン演習(2) 3Q/火曜3,4限
tbb412302  空間デザイン演習(3) 4Q/火曜3,4限
tba412105  都市デジタルシミュレーション(2) 3Q/火曜1,2限
tbb412104  都市デジタルシミュレーション(3) 4Q/火曜1,2限
tab411104  インテリアデザインと実務 2Q/月曜1,2限
taz414408  プロジェクト演習(1) 1,2Q/木曜4,5限
tbz414408  プロジェクト演習(2) 3,4Q/木曜4,5限
dtzz4014  卒業研究(インテリアプランニング) 通年/木曜3限に指定
tbz412301  【2017以前入学】
 再・空間デザイン演習(2)
3Q/火曜3,4限
tbz412102  【2018以前入学】
 再・都市デジタルシミュレーション(2)
3,4Q/火曜1,2限
tmzz7001  大学院 博士前期課程 建築設計インターンシップ 通年
 tmaa2301  大学院 博士前期課程 建築設計演習 1Q/火曜3,4限
tmab2301  大学院 博士前期課程 建築デザイン特論 2Q/火曜3,4限
tmaz9908  大学院 博士前期課程 特別研究 I(高柳)
 Dissertation I
通年
tmbz9908  大学院 博士前期課程 特別研究 II(高柳)
 Dissertation II
通年
   大学院 博士前期課程 文献研究・演習 I〜IV
 Research Analysis and Seminar I to VI
 
   大学院 博士後期課程 環境情報学講究 I・II  
   大学院 博士後期課程 環境情報学特殊研究 I〜IV